白山稲荷様のお話


天別豊姫神社内にある稲荷神社は”紅葉山道上ノ城”城主杉原播磨守盛重(1570年頃)の創建と伝えられています。

両脇に小さな稲荷小社が並んでいますが一番西の奥、鳥居のある小社(白山稲荷と呼ばれています)は他の小社と比べて立派に見えませんか?

この社について宮司に尋ねたところ、昔、金山などを探す『山師』が夢の中で当社の白山稲荷様のお告げを受け見事金山を見つけたそうです。その山師の方は感謝の印に当時のお社に階段を作り、子孫が今のお社に新しく建直した、という話でした。

この山師、木村さんはなんと山口県の方なのですが、夢に出てきた白山稲荷様を探してはるばる神辺の天別豊姫神社にたどり着いたということです。遠く離れていても神様のお力は届くのですね!

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